ラグランスリーブプルオーバー(アクリルとウールの天竺ニット)

過ぎ去っていった夏の後ろ姿に目を細めつつ、次の季節のためにせっせと新しい服を縫っております。スリット入りロングジレの前にこんなものも縫っていました。大好きなボーダーで、ラグランスリーブプルオーバーです。裾に向かって絞られたパターンのおかげで、ウエストラインで裾がクシュっとしたシルエットになります。「ボトムスにインしてブラウジング」とか「前裾だけボトムスにラフにイン」などというテクニックを使わずともこなれたお洒落さんな印象です(たぶん)。

ボーダーだぞ!カットソーを縫おうとすると、とりあえずボーダーになってしまう。
すぼまった裾。

ちなみにラグランスリーブとは、肩部分と袖がひと続きになっている袖のことです。衿ぐりから脇にかけて斜めの袖つけ線(これをラグラン線といいます)が入ります。肩や腕が動かしやすいので、スポーツウェアなどにもよく用いられるパターンだそうです。

袖つけ線(ラグラン線)のアップ。

なにやら一枚のカットソーの写真をたくさん並べてしまいました・・・。ボーダーが好きなので、たくさん写真を撮ってしまいまして。さて、これを一枚で軽やかに着て快適なのは、今のこの季節だけです。「あのお母さんあればっかり着ているわ」と思われてもいいです。たくさん着ることにします。

投稿者: michi

服を作るのが趣味なので、素敵な布屋さんへ行くと興奮します。

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