午前中は幼稚園を退職される先生の離任式に出席して、そのあと長男が帰ってくるまでの2時間は自由時間になる。久しぶりに本屋に行ってあの本やこの本の中身を見てみよう丸善に行った。お目当ての本を見つけてさあ開こうとした瞬間、突然の旦那さんからの電話。基本的に超忙しい人なので、日中電話がかかってくることはほぼない。ないのにかかってくるのだから、嫌な予感しかしない。めんどくさいなあとうんざりしながらiPhoneの画面を気怠くなぞる。 “オールインワン(ダンガリー)” の続きを読む
月: 2016年4月
春のスカート(ギャバジン)
こどもというのは無邪気だ。小学校1年生の長男と幼稚園年中の次男は、例えば明日の給食がハンバーグだったりカレーだったりデザートに苺がついていたりすると、「やったー!」と万歳三唱を三回くらい繰り返して喜び、そのあとはしばらくは、どちらの給食の方がより豪華で美味しいかを競い合っている。かわいいなと思うとともに、とても羨ましい。大人になると、日々のちょっとしたことを体いっぱいで喜べる状況というのは少ない。やるべき雑事が多すぎるのだろうか。 “春のスカート(ギャバジン)” の続きを読む
ティッシュケースとヘアバンド
実は私、あまり人のために作ったりすることはなくて、自分のものばっかり作っております。よく旦那さんに、俺のも作ってほしいと言われますが、男性ものは布がたくさんいるし、逆にお金がかかるし、そもそもあなたは仕事ばかりで、普段着よりもスーツをもっと増やしたほうがいいなどと出来ない理由ばかりを並べてかわします。基本的に自分本位の嫌なやつなのです。しかし、今回はプレゼントっぽいものを縫いました。そんなときもあります。 “ティッシュケースとヘアバンド” の続きを読む
縫いもの事始め
縫ったものをどんどんブログに書いていこう、と始めたこのホームページですが、ここ数日は見た目もよくしようとあれやこれやいじり倒しておりました。よく分かっていないくせに果敢にいじるので、何度も画面が真っ白になりました。バックアップをとっているとはいえ、画面真っ白はコワイ。しかし、変わったところと言えばおそらく誰も気づかないであろう、重箱の隅的微妙な箇所でして、php を、まるでこのブログを書くようにサラサラと書けるようになる日が来るのはまだ遠そうです。 “縫いもの事始め” の続きを読む
スカート(形状記憶加工のタフタ)
先日は幼稚園のPTA総会に出席してきました(PTA役員なので)。会の終わりほうになって、園長先生が熊本地震への募金を募る旨のお話をされたので、少ないですが寄付させていただきました。うちの子が通っている幼稚園は仏教系でして、園長先生はお坊さんです。見るからにインチキ臭いので、「なまぐさ坊主」とこっそり呼んでいるのですが、このときばかりはどうぞよろしくと心の中で手を合わせました。 “スカート(形状記憶加工のタフタ)” の続きを読む
リボン付きワイドパンツ(圧縮Wニット)
地元福岡の近隣である熊本が地震による被害で大変な今、こんな呑気なブログを書いていていいのかという思いもある。しかし、遠く長野にいる私が、悪戯に何事かを悲観して日々のあれこれを自粛しても、なんの意味もなくそれはむしろ自己満足だろう。福岡の友人たちが、お茶やお酒を片手にこの他愛ないブログを読んでくれる日がまた来ること祈りながら、細々と書いていこうと思う。 “リボン付きワイドパンツ(圧縮Wニット)” の続きを読む
ヘアバンド(母へ)
母から「初めて見た時から欲しかったっちゃけど」と、突然告白された。理由を聞けば、「自転車に乗ると帽子では飛んで行くがヘアバンドなら大丈夫そうだし、なにより室内で取らなくてもいい。最近とみに気になる髪の毛のアレコレもごまかせそうだから。」とのこと。 “ヘアバンド(母へ)” の続きを読む
ヘアバンド3種(余り布で)
こんにちは。今日もまた縫ってしまいました。小学一年生の長男の給食が始まり、少しだけ時間が持てるようになったので、つい。いろいろやることはあるのですが、うっちゃらかして取り掛かってしまいました。先日縫ったヘアバンドがとてもよかったので、3種類。「中途半端に余っていて使い道はよくわからないけど、素敵だから捨てられない」という布をきっちり消費できたので満足です。 “ヘアバンド3種(余り布で)” の続きを読む
タックスカート(圧縮ウール)
目の詰まった圧縮ウールは見るからに暖かそう。実際、圧縮ウールで作った服はとっても暖かいので、自分の冬服を縫うために布を選ぶ際にはよく候補に挙がります。ウールの織物を熱湯で煮たり蒸したり、アルカリ性の石けん溶液と熱を加え、揉んだり叩いたりして圧力をかけたり、、、などの工程を経てウールの織物がぎゅっと縮んで圧縮ウールになるそうです。手のかかった贅沢な生地だと思います。 “タックスカート(圧縮ウール)” の続きを読む
ヘアバンド(余り布でチャンスを掴む)
新生活にまだまだ慣れていないせいもあるかもしれない。何をやってもさっぱりで、とあるイベントの日にちを一日ずれて覚えていて出掛けていってしまったり、足の小指を二回も角にぶつけたり、夕飯の焼きそばに豚肉を入れ忘れたりと、どうでもいいような失敗ばかりが続きました。致命的ではないけれど、実にストレスが溜まります。こんな日は、なにか小さくて可愛らしいものを作って形勢逆転のチャンスを掴みたい。大物はいけません。だって何をやってもだめな日は失敗しそうですから。 “ヘアバンド(余り布でチャンスを掴む)” の続きを読む