カシュクールワンピース(リネンサージ)

「夏はワンピースをたくさん着れるいい季節」と気づき、去年は3着縫いました。「フレアドレス」「ギャザーワンピース」「水玉のワンピース」。よく縫い、よく着て、かなり満足はしておりました。しかし、心残りがひとつだけありました。こちらの本の表紙にもなっているワンピースを作れなかったことです。

素敵なワンピース〜。

ひとことで言いますと、予算の都合です。このワンピース、4.4mもの布を使います。これは絶対にリネンサージで作りたい。しかし、ワンピース3着分の布を買った後に、さらにそんな大量の布(リネンサージは素敵なぶん値が張ります)を購入するのはためらわれ、昨年は諦めました。

そんなこんなで、やっと今年作りました。「マリンブルー」という名の色のリネンサージ。布代だけで、既製品を買えそうでしたが後悔はありません!

一年越しで完成。嬉しさ余って、写真にフチと影をちょっとつける。

リネンは亜麻科の一年生草本の茎から作られる天然繊維です。さらさらの肌触りで、汗もすぐに乾くのでこれからの季節にぴったりの素材。さらに天然繊維のなかでは最も汚れが落ちやすく洗濯にも強いというのも、主婦にとっては大きなポイントです。ですよ。ですがね、そんなことは二の次だと思うくらい、いい感じのワンピースになりました。むふふふふふ。

これを着てサングラスして幼稚園へ次男を送って行ったら、「あらママ素敵〜。どこのセレブかと思ったわ〜」と先生に言われました。気さくな先生です。お世辞でもウレシイ。そいういえば、今年になってとうとう、今まで避けてきたサングラスデビューしました。長野県松本市の日差しは強く、紫外線量は日本でトップクラスです。本当に目に刺さるように感じて辛い。コンタクトは苦手なので、サングラスにも度入りレンズを入れなければならないのが面倒だし追加料金もかかるしで気が進まなかったのですが、あまりの辛さに作ってしまいました。大きなサングラス。やっぱり恥ずかしいなあと思っていましたが、かけてしまえばこっちのものです。あ、話がそれました。以下、ワンピースの詳細写真です。

スカートの切替部分にはリボンをつけてみました。布が余るとつい作ってしまうリボン。
リボンがあっちゃこっちゃ行かないように、ベルト通しも追加。
やっぱり欲しいポケット(画像暗くてすみません)。
たっぷりのギャザーが存在感の要なのですが、作るのは結構大変。もちろん、リボンなしでも着れる。

完成がとても嬉しかったので、写真もいつもより少々多いです。お気づきの方いらっしゃるでしょうか。いつもより少し綺麗じゃないですか?あ、そうでもない?

今までは、iPhoneでパシャッと撮ってInstagramでなんとなくいい雰囲気に仕上げたものを載せておりましたが、最近は一眼レフをあれこれいじりながら撮っています。せっかくあるんだから使ってみよう、という軽い気持ちだったのですが、いろんなモードがあったり、露出やシャッタースピードなど縁遠いので難しい。とりあえず「オート」が付くやつで撮ってます。縫いものそうだけど写真も奥深いなあ、とオートで撮っているくせに思いました。

投稿者: michi

服を作るのが趣味なので、素敵な布屋さんへ行くと興奮します。

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