最近、自分でも「歳、とったなあ」「衰えてるなあ」と感じる事が多々ある。若い頃は白くて細かった指も、今では家事や子育てや縫いもので酷使しているせいか太くなってシワシワである。髪の毛だってサラッとしたストレートだったはずが、量こそ減ってないもののクセが強くなってボワボワしている。顔だってシミだらけ。目もなんだか小さくなってきた気がする。その他モロモロ、あれこれ悩みは尽きない。やれやれだ。こんな時は第三者の意見も聞いてみようと主人に尋ねてみる。歳ともに衰えていく外見をどう思う?
「まあ、何をもってよしとするかやな。俺は若くて綺麗な女の子を見ると、綺麗やな、おっぱいは張ってるんやろうな、とは思うけど、それ以上はまったくどうとも思わへん。むしろ、なんっにもしてへんやろうし、なんっにも知らへんのやろうなと思う。」
うむ。おっぱいがどうとかはとりあえず、とりあえずさておき、まあ、妻のデリケートな質問にまずまずの模範的解答。そうねえ。歳をとった私には私なりの知識や経験が積み重なって、滲み出ていることを願いつつ、多少の努力は惜しまないようにするだけよね。でも若い人のそのまだまだなんにも知りませんししてませんっ!っていう勢いと可能性は、とっても眩しいし、それはそれでいいものよね。
試しに、あなた自身を見て衰えを感じることってない?とアウトドア派の主人に聞いてみたが「特にない。ちょっと太ったってくらいやな。」という潔い答えで返り討ちにされた。
そんな悩めるほぼ40歳、今回はワンピースを作りました。布は、いつもの布屋さんで3年前から目をつけていたイタリア製のコットンサテン。なぜ3年も売れ残っているのかが全く分からないくらい素敵な布であります。白地にカーキ、紫、茶色というなんとも渋い色使いに、ラフな格子模様。悩めるアラフォーにふさわしい、ような気がします。
今回も、ちょうどよく布が余ったのでヘアバンドを作りました。このワンピースにこのヘアバンドをするのは、ちょっとやり過ぎな感じがするので、別々に使うことにします。ヘアバンドとワンピースの布がお揃いでかわゆいのは、個人的見解ですが、幼い女の子とおばあさんです。幼女はもうとうに通り過ぎてしまいましたので、70歳くらいのおばあさんになったら、共布ファッションを楽しみたいと思います。あ、ちょっとだけ歳をとったときの楽しみができたかな?
ワンピース、レトロな感じで素敵っす♪
さっそくのコメント、ありがとうございます!嬉しいです。
可愛い生地です!なんで売れ残っていたのか、本当に不思議ー。
セットでつけたらいいのに。可愛いですよ!
そう?
そういっていただけるなら、つけちゃおうかしら。
夏はワンピースが涼しくていいね。