縫ったものをどんどんブログに書いていこう、と始めたこのホームページですが、ここ数日は見た目もよくしようとあれやこれやいじり倒しておりました。よく分かっていないくせに果敢にいじるので、何度も画面が真っ白になりました。バックアップをとっているとはいえ、画面真っ白はコワイ。しかし、変わったところと言えばおそらく誰も気づかないであろう、重箱の隅的微妙な箇所でして、php を、まるでこのブログを書くようにサラサラと書けるようになる日が来るのはまだ遠そうです。
縫いものも同じで、今でこそ、そんなに難しくないパターンなら本を見ればだいたい縫えるようになっていますが、つい3年ほど前までは、ミシンを持ってすらいませんでした。ミシンなんてむしろなんだかよくわからない。針が高速で動いてコワイし。そんなふうですので、長男の幼稚園グッズ作るのも一苦労。知り合いからミシンを借りて、一か月くらいかけて仕上げたことは個人的笑い話です。その幼稚園グッズが縫いものにのめり込むきっかけになり、そして今に至る、、、のですが、最初からお気に入りの布でお気に入りのパターンを縫っていたわけではありません。超初心者向けの本を参考に縫って出来上がるものは、やはり手作り感溢れてしまいます。でもその時は、自分で自分の服を作れるということにとても興奮していました。初めて作った服はいまではもう着ません、というか恥ずかしくって着られない。どう考えてもタンスの肥やしですらないので、衣替えの時など、処分しようと手に取るのですが、そんなに場所もとってないし、まあいいか、、、と、結局捨てられないまま、そのままです。
縫いものを始めたころから、完成させては写真を撮っていたのは自分でも意外です。でも完成させたことが嬉しくて、出来上がった服を美しく撮るということにまで気が回ってないのが、下の写真のハンガーでわかります。やれやれ。洗濯物干し用のハンガーとは、、、。
上の写真の二着は、まだ借り物のミシンでせっせと縫っていました。二着完成させたことにより、私の縫いもの熱はますます上がり、その熱はミシンを買いに走らせました。もちろん旦那さんには内緒ですが、買ってきてそのままドーンと置いて使うものですから、すぐにバレます。確か6万円くらいして、さすがにそれは報告できず、3万円くらいと嘘をついたのですが、たまたま子供たちが紙飛行機を作って遊んでいたチラシにこのミシンが掲載されていました。もちろん、値段も「超特価!」といいながら書いてあります。それを目ざとく見つけた旦那さんは「このミシンこんなにすんの?!」と再び驚き、高い買い物を勝手にしたことについて何か言いたそう。もうしかたない、開き直るしかありません。
「うん。そりゃあね、するよ。だってこのミシンで服を縫うんやけんね!!」
そんな勢いに任せて縫った服がこちら。上の二着より少しだけ上達しています。布は、高くてなかなか手がないリバティ社の綿ローンを意識した、いやパクリかとも思われる花柄。この頃は「いつもの布屋さん」との出会いはまだだったので、近所の手芸店で手に入る布を使っていました。布に気を使う余裕が少しだけ出てきたこの3着目は、ミシンを買った当日に縫い始め、そしてほぼ徹夜で仕上げました。ハマりかたが大人げないのは、今とあまり変わりません。