地元福岡の近隣である熊本が地震による被害で大変な今、こんな呑気なブログを書いていていいのかという思いもある。しかし、遠く長野にいる私が、悪戯に何事かを悲観して日々のあれこれを自粛しても、なんの意味もなくそれはむしろ自己満足だろう。福岡の友人たちが、お茶やお酒を片手にこの他愛ないブログを読んでくれる日がまた来ること祈りながら、細々と書いていこうと思う。
極寒の日々が続く冬は、圧縮ウールのボトムスを立て続けに縫っていた。緑のスカートを縫ったその次は、ワイドパンツである。うむ。太いリボンがかわゆい。着てみると一見、オシャレなマキシ丈であるが、身長156cmの私には少々長過ぎる気もする。しかし、この丈、下にタイツを履いてさらにあったかモコモコ靴下を重ねても全然バレない。防寒の面からこの丈は譲れないので、口笛ふいてオシャレなふりしてマキシ丈のまま着用することにした。

参考にした本には後ろに簡単なポケットをつける仕様になっていたが、なんだかそれでは物足りない。ちょっとアレンジして脇には斜め切り替えのサイドポケットを、後ろには片玉縁ポケットをつけてみた。


さて、今回は着画がありません。着画がないとなんだかオチがないような気がしてどう終わっていいのかわかりませんが、前のブログを読み返してみても大したオチはついていないので心配は無用だと気付きました。ああ、オチのない縫い物ブログ。服を作って写真を撮ってそれについてあーだこーだ書くこんな他愛無いものをみなさんに見てもらえるのも、なんでもない日常があるからこそだということを、改めて痛感しております。