目の詰まった圧縮ウールは見るからに暖かそう。実際、圧縮ウールで作った服はとっても暖かいので、自分の冬服を縫うために布を選ぶ際にはよく候補に挙がります。ウールの織物を熱湯で煮たり蒸したり、アルカリ性の石けん溶液と熱を加え、揉んだり叩いたりして圧力をかけたり、、、などの工程を経てウールの織物がぎゅっと縮んで圧縮ウールになるそうです。手のかかった贅沢な生地だと思います。
今回はそんな圧縮ウールで作ったタックスカートのご紹介です。このスカートを作ったのは1月。極寒です。近しい人には大げさだと言われますが、誰がなんと言おうと長野県の1月は極寒です。寒がりの私はとにかく暖かいものを作ろうと、いつもの布屋さんで圧縮ウールに限定して布を探しておりました。見つけたきれいな緑色のそれは、PCのディスプレイで見る布のアップ画像からも暖かそうな雰囲気が伝わってきます。そうだ、この布であの本のタックスカートを作ったら絶対かわいい。かくして、布はポチッと購入され、スカートは製作されたのでありました。


服を手づくりする際、ちょっと頑張ってポケットを付けると、より着やすいものが出来ます。既製品を観察すると、スカートには脇の縫い線を利用したシームポケットと呼ばれるものがよく用いられておりますので、今回つけてみました。ポケットは、子供がひょいと渡してくる鼻をかんだティッシュをとりあえず入れておくだけの場所ではなく、子供のお迎えの際の待ち時間や、外出先で子供がトイレに行っているのを待っている時間、そんな手持ち無沙汰なときに手を突っ込む場所でもあります。また、ポケットに忍ばせておいたあめ玉に助けられることもあります。子育てにポケットは必須アイテムなのです。とある作家さんがブログで、「ポケットにものを入れると本来のシルエットが崩れるので、ワンピースやスカートにはあえてポケットは付けません」と書いておられました。なんとも優雅な発想。いつか私も、そんなこと言えるようになってみたいです。
ポケット好きです♡
ポケットあるだけで、購買意欲を刺激されます。
どんな使い方をしようとも(!)、ちょっと頑張ってポケットを、に一票♡
一票ありがとうございますw
ポケットの本を見てると、いろんなポケットがあって、あれもこれも付けてみたいと思うのですが、技術が追いつかないなんだよねー